STORY
店主が"ボトル彫刻"をはじめたきっかけ
はじまりは、10年前。
今から10年前のこと。
はじめて命の危機を感じた出来事がありました。
医師から「手術の影響で話辛くなるかも」と言われた10年前。私は、「舌がん」と診断され、舌の一部を切除しました。
その影響で私の商売道具でもある「話す」ことへのハンデが生じることを聞き、絶望しました。
「お客様と会話ができなくなるかもしれない‥」
「もしかしたらお店を続けられないかも…」
そんな不安・絶望・悲しみを感じた経験をしました。
この出来事が”きっかけ”に。
色んな焦りから、ハンデが生じても私にできることを入院中に探したのを覚えています。
そして、ひょんなことからボトル彫刻に巡り合いました。
退院をし、落ち着いたころ。
ボトル彫刻を学ぶため、大阪へ行き研修に参加。機械操作を学びました。
その他にも、PCソフトである「illustrator」を使用する必要があるため、パソコン教室にも通い始めました。
恐らく、私が病気にならなかったらこのサービスは生まれていなかったかもしれません。
そして、ボトル彫刻のサービスをスタートさせました。
周りの支えがあったからこそ
振り返れば、お店が続けられているのは、お客様や従業員の支えがあったからです。
病気を発見するきっかけも。
入院中にお店を休まず営業できたのも。
10年経った今でもこうして営業できているのも。
すべて、周りの方の助けがあったからです。
人に支えられてきたからこそ、今もこうしてお店に立ち新しいボトル彫刻というサービスもスタートすることができています。
感謝とともに
ボトル彫刻は特別なお祝い事や記念日のプレゼントとして選ばれることが多く、その大切な一つ一つのメッセージには、お客様の特別な想いが込められています。
病気がきっかけで始まったボトル彫刻。
そこには「感謝の気持ち」が詰まっています。